寝苦しい熱帯夜、寝具を工夫すると寝付きや睡眠の質が改善する?

2018年は連日の猛暑というか酷暑の影響もあり、寝苦しい熱帯夜が続いていますよね。

 

寝具を工夫したり、ちょっとしたことをするだけで寝付きや睡眠の質が改善することを知ってしますか?

 

睡眠中に熱中症で死亡することもあるので、

夏の熱帯夜の睡眠はポイントを抑えておくことが大切ですので、どのような部分に気をつけるべきなのかを解説しますね。

熱帯夜の睡眠環境の改善はエアコンで良いのか?

ここ数日、日中の最高気温が35度を超える酷暑が続き、2018年の7月の熱帯夜は記録的な状態です。

 

朝、昼、夜と電気代が気になるものの、

暑さに耐えられなくなり、エアコンを使い続けている人も多いでしょう。

 

実際に平成26年に行われた東京都の『都民生活に関する世論調査』という調査によると、熱帯夜対策に「空調を使用する」が76.1%という結果になっています。

 

株式会社マーシュが行った睡眠時のエアコン利用に関する調査では、寝苦しい際の暑さ対策に88.0%もの人がエアコンを利用するという結果も。

 

確かにエアコンを使うことで、

部屋の温度が下がりますし、熱帯夜とは無縁の状態になるかもしれませんが、エアコンに頼り切りになり過ぎることはそれも問題です。

 

エアコンをつけっぱなしで寝ると、

朝に喉が痛かったり、声ががらがらになったりするなど夏風邪のきっかけになったり、だるさや夏バテになることもありますので注意が必要でしょう。

 

エアコン以外の睡眠環境を改善する方法があるのかわからない・・・

 

そんな人もいらっしゃると思いますので、

エアコンを使わずに睡眠環境を改善して、快眠できるようになる方法をいくつかまとめて紹介しますので、うまく併用して身体への負担を軽減させましょう。

敷きパッドを活用して睡眠環境を改善する。

夏になるとベッドや敷布団と身体の接地面が熱をためて暑くなり、それがきっかけで寝付きが悪くなったり、夜中に目覚めてしまうこともあるでしょう。

 

そんな時に活用したいのは冷却ジェルタイプではなく、敷きパッド。

 

冷却ジェルタイプは、気温の上昇による影響を受けやすく、部屋の温度が高くなると冷たさを感じにくくなります。

 

だから冷却ジェルは、冷房(エアコン)との併用が必須なので、エアコンを使わずに快眠できる睡眠環境を再現することが難しいんです。

 

しかし敷きパッドの場合は、冷房ジェルよりも温度の影響を受けにくく、何よりも湿気を溜めない蒸散効果を期待できます。

 

睡眠環境を改善することのひとつとして、

湿度を下げることが非常に大切で、睡眠時の理想的な湿度は50〜60%と言われていますので、そこに近づけることができます。

 

敷きパッドで選ぶべき素材は、通気性の高い麻やイグサ、竹などを選ぶと良いでしょう。

 

寝る前までに室温を26〜29度までエアコンで下げておけば、後は湿度の調整を行うことで、寝付きも悪くなりにくいですし、夜中の目覚めも少なくなります。

アイスノンや冷却シートで頭寒足熱の状態を再現する


頭寒足熱という言葉を知っていますか?

頭を冷やして足を暖めることで、よく眠ることができ、健康によい効果を実感できるという古来からある考え方。

 

熱帯夜の寝室は温度も高くて、全身が暑い状態ですが、頭寒足熱を再現することで、寝付きや睡眠の質を改善することができます。

 

最も簡単な方法がアイスノンなどを枕の下に入れて、それで頭部の熱をとってあげること。

 

アイスノンってカチカチで、それを枕の下に敷いたら寝れないし、理想の寝姿勢を再現できずに、肩こりや頭痛の原因になるのでは?

 

と思うかもしれませんが、最近はソフトタイプのアイスノンが発売されており、自由に形状を変化させることもできます。

 

タオルをアイスノンに巻くことで、

冷え過ぎを予防する事もできますので、そうすれば頭寒足熱の状態を簡単に再現できます。

 

それよりも簡単なのは、おでこに貼るタイプの冷却シートを貼って寝れば、それだけでも随分と寝付きが良くなります。

 

冷却シートは使い捨てですが、

熱様シートの特大パックなら64枚で2000円の値段ですので、お金をかけずに高反発マットレスのメリットを実感しながら、睡眠環境を改善できるでしょう。

睡眠時にエアコンを使うなら、扇風機やタイマーを併用しよう!

ほとんどの人が睡眠時にエアコンを使っていることは、様々な調査の結果でもわかりますし、エアコンを付けなければ熱帯夜は寝れない人も多いでしょう。

 

私は2018年の酷暑&熱帯夜でも実はまだまだエアコンを使わずに寝ている人ですが、やはり中途覚醒は気になります。

 

エアコンを使うなら、

温度設定は26〜28度にして、ドライモードや除湿モードで3時間のタイマーセットが基本。

 

さらにエアコンの風が直接身体の当たらないようにすること、扇風機やサーキュレーターを壁に向けて空気を循環させることを基本としてください。

 

エアコンで寝室の温度がどんどん低下しますが、

人間は就寝時に体温が低下しますので、あまりにも低い温度設定だと夜中に寒いと感じるでしょうし、風邪や体調不良のきっかけになってしまうこともあるでしょう。

 

温度よりも湿度を下げることを優先します。

湿度が下がることで、睡眠の質も低下しにくくなり、中途覚醒が起こりにくい状態になりますので、湿度コントロールを意識してくださいね。

熱帯夜の寝具や睡眠環境の改善方法の記事まとめ

2018年は7月いっぱいは酷暑、8月に入っても朝晩の温度が高く、熱帯夜が続く予報が出ていますので、睡眠対策は急務でしょう。

 

エアコンをつけっぱなしにすれば冷房代金が安くなる・・・なんて話もありますが、睡眠環境を改善し、頭寒足熱を意識すれば十分に快眠できます。

 

  • 熱帯夜の睡眠環境の改善はエアコンで良いのか?
  • 敷きパッドを活用して睡眠環境を改善する。
  • アイスノンや冷却シートで頭寒足熱の状態を再現する
  • 睡眠時にエアコンを使うなら、扇風機やタイマーを併用しよう!

 

エアコンを我慢して熱中症になるのも困りますが、エアコンを使い続けて夏風邪や夏バテのきっかけになることも大変です。

 

ちなみに夜中に足がつって起きるのは、

水分不足と足の冷えですので、冷やしすぎ+汗のかきすぎは良くないことですので、注意してくださいね。


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