持ち運びできる便利な高反発マットレスのメリットや特徴、欠点は?

2017年9月1日

持ち運びできるタイプの便利な高反発マットレスのメリットや特徴には、一体どんなものがあるのか気になりませんか。

持ち運びができることで車中泊や旅行先のホテル、旅館などでも快適な睡眠を得ることができるとアスリートにも人気のタイプ。

メリットや特徴だけではなく、欠点も考えられますので、持ち運びできるタイプの高反発マットレスの実際の情報を紹介します。

持ち運びできるタイプの高反発マットレスのメリットや特徴は?

持ち運びできるタイプの高反発マットレスの代名詞とも言えるのが、エアウィーヴではないでしょうか?

オリンピックの際に日本選手団が「マットレス」と書かれた、少し細長いドラムバッグのようなものを持っているのを見たことがあると思います。

あれはエアウィーヴジャパンが1年以上の年月をかけて開発した「アスリート特殊仕様エアウィーヴ」という商品。

でも残念ながら、あの商品とまったく同じものは購入することができません。

エアウィーヴ ポータブル DUAL MODEという商品でエアウィーヴから販売されているものが、一番近いタイプなので、それを選ぶのがベターでしょう。

エアウィーヴ ポータブル DUAL MODEの特徴は、幅 約90cm × 長さ 約200cm × 厚さ 約3cmで、キャリーバッグ収納時には、幅 約90cm×直径 約30cm 重さは5kgほど。

airfiberの厚さは、約2.5cm厚と非常に薄いタイプなのに、気になる値段は103,680円とかなり高額モデル。

同じような商品に、東京西川エアーのポータブル モバイルマットがあります。

こちらは、厚さ3.5cm×幅97cm×長さ195cmでキャリーバッグに入れると幅102cm×長さ30cmで重さは2.7kgほどでエアウィーヴよりも若干軽量で、価格は34,560 円と少しお買い得。

この2つ以外にも、車中泊専用の持ち運びができる高反発マットレスなら1万円前後から販売されていたりしますので、用途に合わせて好みのタイプを選ぶことができます。

持ち運びできるタイプの高反発マットレスの一番のメリットは、やはり外出先でも高反発マットレスの体圧分散性や、理想の寝姿勢を再現でき、非常に快適に眠ることできること。

でも持ち運びできるように薄くコンパクトにしてしまったことで、少し欠点もあります。

持ち運びできるタイプの高反発マットレスの欠点とは?

持ち運びできる高反発マットレスは、殆どの商品が4cm以下の厚みしかありません。

それ以上の厚みにしてしまうと、キャリーバッグ収納時でも持ち運びに向かないサイズや重さになるから。

ちなみにトッパータイプの高反発マットレスでも、4cm程度の厚みのものがあるので、何もないよりも薄型の高反発マットレスでも効果を実感することができるでしょう。

しかし、仰向け寝ではなく、横向き寝の時に腰が底付きしてしまう可能性があります。

これは特に体重が重たい人ほど、その傾向が強くなるので注意が必要。

底付きすることにより、体圧分散や理想の寝姿勢を維持することができなくなりますので、逆に腰痛や肩こりの原因になることも。

特にエアウィーヴのような3次元構造体のタイプは、ウレタン製の高反発マットレスよりも重さでの沈み込みが強い傾向がありますので、一度販売店などで実際に寝て試してみることをオススメします。

また持ち運びができる高反発マットレスが便利だからという理由で、普段使いと持ち運びを併用できないのか?と費用面でのメリットを考える人もいると思いますが、基本的には難しいでしょう。

当然ながら使用頻度が増えると、それだけヘタリやすかったり、耐久性に問題があるなどのことも考えられます。

高反発マットレスの効果を実感するためには、やはりある程度の厚みが必要。

毎日持ち運びができるタイプを使っていることでは、リラックスして質の良い睡眠を得ることはできませんので、あくまでも一時的に使うものと理解して購入すべき。

持ち運びできる高反発マットレスは便利だけど、そこまで必要ないかも。

これはあくまでも私の感想ですが、実は私も持ち運びできるタイプの高反発マットレスを持っています。

一般的にこのタイプの高反発マットレスは、シングルサイズがほとんど。

しかし、ホテルのベッドはセミダブルやダブルサイズになることが多く、シングルサイズでは寝返り時に外に出てしまうことも。

さらに最近のホテルのベッドは、比較的良いものが多いので、そこまで必要性を感じません。

もしあなたが出張先のベッドが、シングルサイズのビジネスホテルばかりなら、持ち運びできる高反発マットレスはありかもしれません。

でもそれでも最近のビジネスホテルは、良いベッドマットレスを使用していますので、そこまで必要性を感じないでしょう。

それに仕事で出かけるのに、ドラムバッグを持っていくわけにも行かず、なかなか荷物になってしまいます。

最初は必要かと思っていた持ち運びタイプの高反発マットレスですが、実際に使ってみたら、そこまで必要ではなかったというのが私の感想。

でももしあなたが本気のアスリートなら、マラソン大会の前日に止まるホテルなどでは、あったほうが良いのかもしれません。

そこまでではない私には、残念ながら荷物が増えるだけになってしまいましたので、個人的な評価は低いです。


>>寝具好きの私を虜にする高反発マットレス<<
私が考える高反発マットレスのおすすめベスト3を下記ページで紹介しています。

効果の分かりにくいものだから、高反発マットレス選びの際にまずは私のレビューが参考になると思います。