へたらない、劣化しない高反発マットレスはある?ケア方法を紹介

2018年1月5日

へたらない高反発マットレスはないのか?劣化しない高反発マットレスはないのか?と思うかもしれませんが、基本的にへたらない&劣化しない高反発マットレスはありません。

毎日の睡眠中にかかる体重や汗による湿気などが原因で、高反発マットレスでも普通のベッドマットレスでも、品質の劣化は起こります。

どんな高反発マットレスでも使い方ひとつで、劣化やヘタリを予防することができますので、おすすめのケア方法を紹介しますね。

へたらない、劣化しない高反発マットレスはあるのか?

高反発マットレスには、エアウィーヴやエアリーなどの3次元構造体、モットンや西川エアーなどのウレタン素材、COMAXやLabteX Topperなどのラテックス素材のタイプがあります。

各メーカーが様々な商品を販売していますが、どのタイプを選んでも全くへたらない、劣化しないという商品はありません。

しかし高反発マットレスを使う環境やメンテンス方法次第では、10年を超えても購入時と同じような状態で使用する事も可能。

だから高反発マットレスのメーカー保証には、10年や12年などのタイプが存在しています。

でも実際にどんな方法でケアすれば良いのか?その方法があまりよくわかっていない人もいると思いますので、次の項目で効果的な高反発マットレスのメンテナンス方法を紹介しますね。

高反発マットレスのおすすめのケア方法を紹介!

高反発マットレスの劣化を最小限に抑えることができる、おすすめのケア方法を紹介します。

今回紹介する3つの方法を実践することで、高反発マットレスの寿命を伸ばし、持っている効果を最大限活用することができますので、状況に合わせて行ってくださいね。

ローテーション法

高反発マットレスだけではなく、全てのベッドマットレスに共通するメンテナンス方法がこの「ローテーション法」。

ローテーション法を実践することで、高反発マットレスの4つの面を使用することができ、それだけマットレスへの負荷が減少します。

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出典:http://www.hotel-bed.net/bed-maintenance.html

これは実際にホテルでも行われている方法で、アメリカで販売されているマットレスには、どの季節にどの面を上に、どちら側を頭にするのか?というのが全て四隅に書かれているほど常識的な方法。

高反発マットレスはそこまで重くないですし、定期的に陰干しを行うことが推奨されていますので、そのついでに数ヶ月に1度180度回転させるようにして使うのが良いでしょう。

定期的に陰干しを行う

通気性に優れている高反発マットレスでも欠点のひとつが、底面に水分が溜まりやすいというもの。

側面から逃げていく水分の他に、底面にも同じように寝汗などが吸着してしまいますので、それを定期的に逃してあげることが大切。

陰干しをしないとすぐにカビが生えたり、ダニの温床になるということではありませんが、一般的には1週間に1度ないし、2週間に1度は壁などに立てかけるべき。

底面にたまった湿気を逃がすためのメンテナンスを怠ると、カビが生えることでアレルギーの原因になることもあるので注意が必要です。

また普段陰干しを行わないからといって、数ヶ月に1度直射日光にあてて日干しを行えば大丈夫ではないかと思う人もいるかもしれませんが、それは素材を劣化させる原因に。

3次元構造体でもウレタン素材でも、ラテックスでも紫外線による影響を受けたり、温度の上昇による変形や硬さの変化が起こることがあるので、天日干しは絶対に行わないでください。

水洗いか丸洗い、水拭きを行う

高反発マットレスは素材によっては、水洗いや丸洗いができるタイプがあります。

主にエアウィーヴやエアリーなどの3次元構造体のタイプは、中空で釣り糸のような素材でできているので、汚れたりカビが生えた場合でも芯材を洗ってキレイにすることが可能。

逆にモットンや西川エアーのようなウレタン素材は水分を大量に吸い込むことで、ウレタンが劣化し、寝心地に変化が起こりますので、間違っても水をかけたり、水分をこぼしたりしないこと。

汚れが気になる場合は、水を湿らせた布で表面を拭き取るような感じで、優しく撫でるようにしましょう。

カバー自体は外して洗うことができる商品が多いので、カバーを水洗いして天日干しすればすっきり眠ることができます。

高反発マットレスは最初にどの商品を選ぶかが最も重要!

高反発マットレスを長持ちさせようとどれだけメンテナンスやケアをしっかりやっても、最初に購入した商品が、1万円以下のものであればすぐにだめになってしまうでしょう。

そのような価格帯の高反発マットレスを購入する場合には、ある程度ヘタったら捨てるという考え方の方が良いかもしれません。

ローテーション法を行うのは、やはり5年以上は使えるような高反発マットレスにした方が良いと思います。

せっかくメンテナンスを続けても、その意味が無いのでは労力の無駄ですよね。

そうならないためにも、購入する段階でどの価格帯のどんな商品の高反発マットレスを選ぶのかが本当に大切。

良い商品をちゃんとメンテナンスすることで、10年以上も使用することができますので、普段からしっかりケアして快眠ライフを楽しんでください。

高反発マットレスのヘタリや劣化を予防することは、体圧分散性や理想の寝姿勢の維持に非常に効果的に役立ちますし、どのケア方法も短時間でできる簡単なものなので、必ず行ってくださいね。


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私が考える高反発マットレスのおすすめベスト3を下記ページで紹介しています。

効果の分かりにくいものだから、高反発マットレス選びの際にまずは私のレビューが参考になると思います。