洗える高反発マットレスを買う際の注意点と耐久性や通気性は

2017年9月25日

洗えるタイプの高反発マットレスを買う際には、幾つかの注意点があるのを知っていますか。

もしあなたがその注意点を知らずに、洗えるタイプの高反発マットレスを購入すると買ったことを後悔するかもしれません。

洗えるということがどういうことなのか?メリットとデメリットを考えてみたいと思います。

洗えるタイプの高反発マットレスのメリットとは?

高反発マットレスにも、洗えるタイプの商品が少しずつ増えてきましたので、高反発マットレスを買う際に洗えるタイプにしようか、どうか悩んでいるという人もいるでしょう。

高反発マットレスのような寝具を洗えることのメリットは、やはり清潔感ですよね。毎日寝る寝具だから少しでも清潔で快適な状態を維持したいということはよくわかります。

また洗えるタイプの高反発マットレスは、三次元スプリング構造体を採用している商品が多く、ウレタン製に比べて、通気性が高いこともメリットかも。

さらに三次元スプリング構造体の商品は、ものによりますが、ウレタン製や天然ゴムラテックス製の高反発マットレスよりも軽いというメリットもあるでしょう。

でもメリットと呼べるのは、このくらいでデメリットもいくつかあるので次の項目で紹介します。

洗えるタイプの高反発マットレスのデメリットとは?

洗えるタイプの高反発マットレスのデメリットは、実はそんなに洗う人がいないという点。

最初は清潔感が気になるからと洗ってみるものの、浴室まで持っていくのも、そこで洗って乾燥させるのも大変で、1回洗ったらそれで洗わなくなってしまう人が多いんです。

それくらい洗って乾燥させるのが面倒なので、そこは最初に理解しておいたほうが良いでしょう。

また、ベッドのマットレスの上に置いて使うマットレスタイプやさらに薄いトッパータイプなど寝相の悪い人の場合、寝た時にズレが生じてしまうことも。

その結果、高反発マットレスの持っている効果を十分に感じる事ができない可能性が高いです。

厚みが薄くて持ち運びやすいと人気の6cm以下のものが多く、体圧分散力にも限界があるということと、復元率が悪く耐久性が低い傾向も。

通気性の良さは、三次元スプリング構造体を採用していることで、ウレタンに比べると20倍〜30倍と言われていますが、その下のベッドマットレスで空気の流れが止まることも。

だから思ったよりも、通気性や快適性を得られなかったという人も多いんです。

一番のデメリットは、低価格のものは素材の質の悪さと加工の甘さの影響で、負荷がかかると高反発マットレスの中身がはみ出てチクチクしたり、寝心地が悪く寝心地が悪いものはあるということ。

洗えるタイプの高反発マットレスメンテナンス性は低い!

洗えるタイプの高反発マットレスですが、高反発マットレスなので当然陰干しのみしか出来ません。

だから浴室で洗ってそのまま干して、三次元構造体の部分の水分が完全になくなってから、シーツをかぶせるようなイメージです。

もし太陽の光で日干ししてしまうと、三次元構造体が熱や紫外線で固くなったり、形状が変化したりする可能性も。

そうなると体圧分散性が低下したり、寝心地の悪化を引き起こしたりします。

当然ながら耐久性が低下したり、保証対象外になってしまうようなことも考えられるので、乾燥方法はしっかり考えるべき。

特に1枚物の高反発マットレスの場合、洗う際にかなりの手間や重労働になることもありますので、その点はあらかじめ理解しておきましょう。

当然ながら洗濯機では洗えませんので、自分でシャワーを使って汚れを洗い流すことになります。

洗えるタイプの高反発マットレスは耐熱性が低いので冬は不満かも。

これも洗えるタイプの高反発マットレスを購入する前に知っておくべきことですが、ポリウレタンなどの素材を使用していますので、耐熱性は低い傾向が。

その結果、冬になると布団の中が寒かったり、通気性が良すぎて空気が抜けるので、湯たんぽや電気毛布をしようしたくとも、使えない商品もあります。

50度以下の耐熱性だと、電気毛布の使用も好ましくないでし、低温でつけていてその上に寝っ転がってしまうと、熱+重さで形状が変化することも。

そういったこと口コミや評判もありますので、冬の寒さ対策をどう考えるのかは非常に大切です。

家庭でも洗えることは寝具にとってはメリットだらけのように思えますが、おねしょを頻発する子供意外では、そこまでのメリットはないのでは?というのが私の感想。

洗えないウレタン製の高反発マットレスでも、最近は防菌防ダニ加工は当然ですし、10年保証や15年保証の商品までありますので、耐久性という意味でもそちらのほうがおすすめかも。

いずれにしても、洗えるだけがメリットだと考えるのではなく、しっかり用途や環境に応じた寝具選びを行うようにしましょう。


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私が考える高反発マットレスのおすすめベスト3を下記ページで紹介しています。

効果の分かりにくいものだから、高反発マットレス選びの際にまずは私のレビューが参考になると思います。