直接寝るのが高反発マットレスで腰痛や快眠の秘訣って本当なの?

高反発マットレスで腰痛改善効果や快眠したければ、直接寝るのが基本だと言われていますが、布団などを敷いてはいけない理由とは?

反発力が強く寝心地が悪い場合には、布団や薄いベッドパッドなどを敷いて寝る方が快適な気がしますが、違うのでしょうか。

実際に高反発マットレスの効果を実感できる就寝方法やその理由を紹介しますので、高反発マットレスの正しい選び方も覚えてしまいましょう。

直接寝るのが高反発マットレスの基本的な使用方法!

高反発マットレスには、腰痛や肩こり、首のこりなどを改善する効果がありますが、一般的に言われている効果や効能を実感する為には、直接寝る必要があります。

まず高反発マットレスを使用することで目指すべきなのは、理想の寝姿勢を再現すること。

その為に各メーカーが工夫して、体圧分散性を高めたり、反発力を考えてたりしていますが、直接寝ることが、その効果を最も実感できる方法です。

もしあなたが使用している高反発マットレスが硬かったり、反発力が強くて快適ではないと布団など敷いてしまえば、高反発マットレスを使用している意味が全くありません。

これでは普通のマットレスを購入したのと何ら変わらない状態ですので、こういった商品を高反発マットレスとして使用し続けるのは、大きな間違い。

普通のマットレスとして考えるか、高反発マットレスに寝慣れるかのどちらかが必要ですし、それ以前に間違った高反発マットレス選ぶをしないことが基本。

直接寝ることができない反発力の高反発マットレスは選び方が間違えている

でもなぜ普通に直接寝ることができないのかといえば、それがあなたが間違った高反発マットレス選びを行っているから。

一般的に反発力を現す基準はニュートンと呼ばれるもので、高反発マットレスは100ニュートン以上の商品だと定義されています。

しかし最近は日本人トップアスリートが使用しているようなモデルが人気で、170ニュートンや190ニュートン、中には200ニュートン超えの商品まで。

こういった高反発マットレスは、体重があるか凄く筋肉質だとかいう状態でないと、反発力が強すぎて板の間で寝ているようなもの。

そのような状態では、本来重さでへこむ腰や肩周りも全く変化せずに、体重がかかる部分が圧迫され、それが原因で腰痛や肩こりを発症することに。

そういったリスクがありますので、日本人の標準体型の人なら、140ニュートンくらいまでの反発力に押さえておくべき。

これは高反発マットレスを購入する際の基本的なことで、反発力の高さ=効果の高さではありませんので、あなたの体重に合わせた商品を選ぶべきです。

高反発マットレスの購入時には体圧分散性をしっかりチェックする

自分の体型に合わせた反発力の高反発マットレスを選ぶことに合わせて、高反発マットレスの腰痛改善効果を実感したいのなら、体圧分散性をしっかりチェックすることも大切。

体圧分散性については、高反発マットレスの効果を示す指標のひとつですので、公式サイトやパンフレット等で公開されていることが多いので、必ずチェックしましょう。

その際に大切なことは、自社検査での検査データは鵜呑みにしないこと。

自社で検査を行うということは、いくつもの検査データの中から、最も都合の良い物を選ぶ事ができるということ。

何回か検査を行うと、どうしても多少の誤差は出ますし、その誤差を利用すれば自社に都合の良い情報を公開することも可能ですよね?

さらにひどいのが、布団と高反発マットレスの比較データを使用したり、低反発マットレスと高反発マットレスのデータを比較を行っている会社もあるという点。

明らかに高反発マットレスの検査データの方が、効果がありそうに見えるのは当然ですよね。

そういった検査データのトリックに引っかからないようにするためにも、第三者機関での体圧分散性のデータを公開している会社は安心できます。

寝心地や耐久性を考えるなら、ウレタン製の高反発マットレスがおすすめ

高反発マットレスにも様々なタイプがあり、エアウィーヴやエアリー、エアロキューブなどの中空構造(三次元立体構造)の商品は通気性が高く、丸洗いできると話題ですよね。

でもそういった商品の場合、耐熱性が低く電気毛布や湯たんぽが使えなかったり、素材同士の擦れる音が気になったり、耐久性が低い特徴がある商品も。

しかし金額や値段を見ると、3万円とか5万円とか・・・それ以上の価格帯の商品までありますよね。

実際に私もそのタイプの高反発マットレスを使用したことはありますが、そこまでメリットが感じられないんです。

超汗っかきの人なら違ったのかもしれませんが、普通の寝汗レベルであれば、ウレタン素材の高反発マットレスでも十分快適に過ごすことができますし、電気毛布も湯たんぽも使える商品がある。

冬の寒さを考えると、三次元立体構造よりもウレタン製の高反発マットレスの方が、1年を通じて活用できるメリットが。

それでいて耐久性も高く、体圧分散性も優れている商品があるので、洗えるという理由だけで三次元立体構造を選ぶべきではありません。

実際に洗うと自体が手間ですし、ウレタン製でも防ダニ防菌加工は行われていますので、洗えないことが問題になることもないでしょう

本当にちゃんとした高反発マットレスを選ぶことができていれば、直接寝るのも問題ありませんし、何よりも寝起きの疲労感すら改善できます。

間違った高反発マットレス選びをして失敗しないように、直接寝ることができる反発力の商品を選ぶようにしてくださいね。


>>寝具好きの私を虜にする高反発マットレス<<
私が考える高反発マットレスのおすすめベスト3を下記ページで紹介しています。

効果の分かりにくいものだから、高反発マットレス選びの際にまずは私のレビューが参考になると思います。