ドルメオ(高反発マットレス)の口コミや評価。実際の寝心地や腰痛効果は?
ドルメオとは、西川産業が日本国内のライセンス販売を行っているイタリア製の高反発マットレスのこと。
ドルメオの特徴や実際の寝心地、口コミや評価がどうなのか気になる人もいると思いますので、ドルメオの特徴(エコセル)などについて紹介します。
実際に西川産業の店舗で寝て試すこともできるドルメオですが、まずはこの記事を参考にドルメオの特徴を確認しておきましょう。
ドルメオの高反発マットレスの特徴とは?
ドルメオとは、イタリア発祥でスロヴェニアに本社を置く寝具ブランド。
現在もイタリア工場で製造し、丁寧に仕上げた高品質のマットレスを世界40カ国以上に販売しています。
ドルメオの高反発マットレスの芯材は、エコセルという独自素材。
2010年に西川産業が国内販売のライセンスを取得したことで、日本でのドルメオの販売がはじまりました。
このドルメオはイタリアメイドの商品を西川産業が販売しているだけの状態。
だから、西川産業の意見が反映されていたり、日本人向けの専用ブランドということもなく、基本的には海外仕様のものをそのまま販売しているだけの商品。
*敷布団タイプのモデルのみ、日本人が布団を収納する習慣があることで開発された商品になります。
ドルメオの高反発素材のエコセルの特徴とは?
エコセルはウレタンベースで、しなやかなフィット感と確かなホールド製を併せ持つ新素材。
体圧分散性の高さを理想の寝姿勢をキープすることで睡眠を妨げることなく、スムーズな寝返りができ、朝まで熟睡することができる特徴が。
エコセルの特徴は主に3つです。
- 体の動きにしなやかに対応し、常に理想の寝姿勢を維持。
- 復元性と通気性に優れた多孔質構造。
- 西川産業も独自に検証し、エコセルの優れた機能と効果を確認。
西川産業のドルメオの商品ラインナップとは?
西川産業が国内で販売しているドルメオには、大きく分けると4つの商品バリエーションと1層と2層とマットレスのタイプがありますので、生活環境に合わせて選べるようになっています。
それぞれの違いや特徴などの商品情報をまとめましたので、ぜひチェックしてください。
ドルメオ マットレス 1層タイプ
出典:http://dormeo.jp/
体圧分散性に優れたベッドマットレスで肩や腰が沈みにくく、理想の寝姿勢を再現し、軽量で取扱いも容易な商品。
厚さ13cmのエコセルを波形カットしたウレタンを使用することで、通気性や体圧分散を高めています。12年間の保証付き。
- セミシングルサイズ:厚み13cm、幅78cm、長さ193cm、重さ約6.8kgで、価格は40,932円
- シングルサイズ:厚み13cm、幅95cm、長さ193cm、重さ約8.5kgで、価格は43,092円
- セミダブルサイズ:厚み13cm、幅118cm、長さ193cm、重さ約10.2kgで、価格は53,892円
- ダブルサイズ:厚み13cm、幅138cm、長さ193cm、重さ約12.0kgで、価格は64,692円
ドルメオ マットレス 2層タイプ
出典:http://dormeo.jp/
硬さの異なる2種類のウレタンを使用そ、レギュラーとハードの好きな固さを表裏で選べることで、より好みに近い寝心地を実現できる商品。
2層のウレタンを合わせる部分を波形にすることで空気層を作り、熱や湿気も拡散します。12年間の保証付き。
- セミシングルサイズ:厚み15cm、幅78cm、長さ193cm、重さ約8.8kgで、価格は57,132円
- シングルサイズ:厚み15cm、幅95cm、長さ193cm、重さ約11.0kgで、価格は64,692円
- セミダブルサイズ:厚み15cm、幅118cm、長さ193cm、重さ約13.2kgで、価格は75,492円
- ダブルサイズ:厚み15cm、幅138cm、長さ193cm、重さ約15.4kgで、価格は91,692円
ドルメオ 敷き布団 1層タイプ
出典:http://dormeo.jp/
和室でも使える三つ折りにたたむことができる敷きふとんタイプで、高反発素材エコセルが体をしっかり支えることで底付き感がなく使える商品。
厚さ9cmのエコセルを波形カットしたウレタンを使用することで通気性や体圧分散を高めています。3年間の保証付き。
- セミシングルサイズ:厚み9cm、幅80cm、長さ200cm、重さ約4.8kgで、価格は27,972円
- シングルサイズ:厚み9cm、幅97cm、長さ200cm、重さ約6.0kgで、価格は32,292円
- セミダブルサイズ:厚み9cm、幅120cm、長さ200cm、重さ約7.2kgで、価格は43,092円
- ダブルサイズ:厚み9cm、幅140cm、長さ200cm、重さ約8.4kgで、価格は48,492円
ドルメオ 敷き布団 2層タイプ
出典:http://dormeo.jp/
硬さの異なる2種類のウレタンを使用し、レギュラーとハードの好きな固さを表裏で選べることでより好みに近い寝心地を実現できる商品。
和室でも使えるように三つ折りにたたむことができます。3年間の保証付き。
- セミシングルサイズ:厚み10cm、幅80cm、長さ200cm、重さ約6.2kgで、価格は40,932円
- シングルサイズ:厚み10cm、幅97cm、長さ200cm、重さ約7.7kgで、価格は43,092円
- セミダブルサイズ:厚み10cm、幅120cm、長さ200cm、重さ約9.2kgで、価格は53,892円
- ダブルサイズ:厚み10cm、幅140cm、長さ200cm、重さ約10.8kgで、価格は64,692円
ドルメオ トッパータイプ
出典:http://dormeo.jp/
今使っている敷きふとんやベッドマットの上に敷くだけで快適な寝心地を再現できる商品。
非常に軽量で取扱いも容易な商品で、通気性に優れた波形カット面と、心地よい肌ざわりのニット生地を使用したフラット面を選べるリバーシブル仕様です。3年間の保証付き。
- セミシングルサイズ:厚み3cm、幅80cm、長さ195cm、重さ約2.5kgで、価格は19,332円
- シングルサイズ:厚み3cm、幅97cm、長さ195cm、重さ約3.2kgで、価格は21,492円
- セミダブルサイズ:厚み3cm、幅120cm、長さ195cm、重さ約3.6kgで、価格は27,972円
- ダブルサイズ:厚み3cm、幅140cm、長さ195cm、重さ約4.2kgで、価格は32,292円
ドルメオ 枕 2層タイプ
出典:http://dormeo.jp/
日本のドルメオ愛用者のために開発された専用枕で、より質の高い眠りのために横向け・仰向け・うつぶせ寝など、自然な寝姿勢をサポートする4段階の高さ調整機能が付いている商品。
側地に心地よい肌ざわりのニット生地を使用することで伸縮性に優れ、デザイン性も高めています。
- サイズ:厚み13(最大)cm、幅60cm、長さ30cm、重さ約1.1kgで、価格は13,608円
ドルメオ 枕 ソフトタイプ
出典:http://dormeo.jp/
エアーホールが全体に入ったスーパーソフトフォームを採用することで、高反発素材でありながら頭部を包み込むような柔らかさを実現した枕。
頭と肩の輪郭に順応し、横向け・仰向け・うつぶせ寝などの姿勢の変化を優しくサポートしてくれます。
- サイズ:幅63cm、長さ43cm、重さ約1.3kgで、価格は11,232円
高反発マットレスのドルメオの保証期間や保証内容とは?
高反発マットレスのドルメオシリーズには、商品ごとに保証期間が設けられており、敷き布団タイプは3年間。
マットレスタイプは12年間となっていますが、中芯(中材のウレタンフォーム)が5%以上のヘタリだけが対象になります。
だから、ウレタンの硬さの変化などには対応していないことで、少しわかりにくい保証内容となっていますので、その点は少し注意が必要です。
つまり通気性の悪化等による、カビやダニの発生でも保証を受けることができません。
ドルメオのような外国仕様の高反発マットレスの場合、国産のマットレスに比べると通気性が悪く、湿度がマットレスの中に溜まりやすいので、しっかりとメンテナンスを行う必要があります。
高反発マットレスのドルメオは電気毛布や湯たんぽを使えるか?
ドルメオは電気毛布の使用は問題ないものの、お湯を入れるタイプの湯たんぽの使用はメーカー非推奨。
つまり、冬の寒さ対策には少し注意をする必要があります。
ただ家庭用の布団乾燥機は使用できますし、防ダニ加工もされていますので、ダニの心配はそこまでないでしょう。
実際にドルメオ使用者の口コミや評価、評判は?
・1ヶ月以降でヘタってきて今まで感じたことのない腰痛を感じてしまった。
・低反発マットレスほどではないけど体の沈み込みが気になってしまったので、固めの布団と合わせて使用している。
・床に敷くととにかく滑ります。隣で寝ている子供の布団との間に隙間ができるのが悩みです。
・敷かないよりマシというレベルです。仰向け寝で腰痛に悩んでいたので、その改善を目指しましたが、残念ながら腰痛を改善することができません。細身の体型だと難しいのかもしれませんね。
・寝た時は不快感無く寝ることができたのですが、朝起きると背中が痛くなっていたので、徐々に慣れるのを期待してもう少し使ってみます。
・朝起きた際に全身のこわばりがあり疲れてしまってます。まだ使い始めたばかりなので体が慣れていないだけかもしれません。
それとイタリア製なのでしかたがないのかもしれませんが、最初から小さなほつれが2箇所あり穴が空いてます。
・マニフレックス愛用者ですが値段も安く効果も変わらないということなので、ドルメオを購入しました。ところが全然違います。やっぱり本物には勝てないんですね。
西川産業の高反発マットレス、ドルメオに対する評価は?
ドルメオの1層タイプは海外のブランドの割には比較的お買い得なので、マニフレックスなどと比較検討して購入する人が多い傾向が。
ただやはり1層タイプだと、底付きやヘタリなどが気になる人が多いので、その点は最初に理解しておく必要があります。
また国産向けの敷布団タイプの商品があるとはいえ、基本設計はイタリア仕様。
その結果、日本人の骨格だと合わな人(特に体重の軽い人)や日本の気候(四季)に対応させるためにも、定期的なメンテナンスが必要だと理解しましょう。
保証制度(かなり限定的)はありますが、返金保証がないので、使ってみて合わない場合には、自分でどうにかするしかありません。
保証内容の充実度に関しては、国産以外の高反発マットレスを購入した際に直面する問題ですので、ドルメオの購入時にも保証があると安心せずに、しっかりその内容をチェックしてください。
総合的に考えると、ドルメオよりも腰痛改善効果があり、実際に数ヶ月使用しても、返金や返品保証がある国産のマットレスの方が個人的に安心して購入できると思います。
そういったマットレスが合わなかった人が、その後に使用するのなら良いと思いますが、高反発マットレスをはじめて使用する人なら、ドルメオ以外の方が良いかもしれませんね。
>>寝具好きの私を虜にする高反発マットレス<< 私が考える高反発マットレスのおすすめベスト3を下記ページで紹介しています。
効果の分かりにくいものだから、高反発マットレス選びの際にまずは私のレビューが参考になると思います。