冷やす?温める?腰痛の効果的な対処法はどっちが正解なのか?

腰痛の対処法は冷やすのが正解か、温めるのが正解か。

 

どちらの方法でケアするのが良いのか、

腰痛の症状を比較することで、冷やすのが良いのか、温めるのが良いのかがわかるんです。

 

間違った対処法を行ってしまうと、

腰痛の症状が悪化する原因にもなってしまいますので、正しい対処法をこの機会に知って少しでも早く改善してくださいね。

腰痛は冷やすか温めるか、治療方針を間違えるとヤバイ!

腰痛の対処方法として、

冷やすか温めるかのどちらかを選択すると思いますが、

これを間違えてしまうと症状が悪化して、より痛みが強くなったり、回復までの期間が長くなってしまうきっかけになります。

 

冷やすと温めるのは全く逆の行為なので、

正しい対処法を行わなければ逆効果になってしまうのは当然ですが、どちらが良いのかがわからない人も多いんです。

 

腰痛改善法を調べてみても、

冷やすのが良いという人もいれば、温めるのが良いという人もいます。

 

両方とも正解で両方とも間違い。

腰痛の症状を見分けて、冷やすか温めるかの判断をすることが重要ですので、どういった基準で見分ければよいのかをこの記事では紹介します。

腰痛は冷やすべきか温めるべきかの判断基準は?

一見すると難しそうなことかもしれませんが、

腰痛の症状や発生した時からの時間の経過を考えると、この判断は簡単にできます。

 

正解を最初にお伝えすると、

 

  • 急性腰痛は冷やすべき
  • 慢性腰痛は温めるべき

 

これが正しい腰痛の対処法で、症状の出方や発生時期から考えるとどちらの対処法が正しいのかは簡単に判断できます。

冷やすべき急性腰痛の症状や特徴は?

急性腰痛とは、ぎっくり腰といえばわかりやすいと思います。

 

身体を動かした瞬間にギクッと痛みが出て、

そのまま動けなくなってしまうようなあのひどい腰痛。

 

他には運動しすぎた後の腰痛やケガや打撲によるものは、一時的に炎症が起こっていることが問題なので、炎症の症状を抑制するために冷やす必要があります。

 

腰痛の症状を感じてから、3日以内の腰の痛みやだるさなどは急性腰痛の症状なので、冷やすことが基本。

 

ぎっくり腰も筋肉疲労も組織が傷ついてしまい、炎症の症状が出ていますのでそれを拡大させないためにも、冷やすようにしましょう。

急性腰痛の効果的な冷やし方と対処法は?

急性腰痛は身動きがとれないこともあるほど、症状が強く出ます。

 

湿布でも貼っておけばなんとかなる。

そう思うかもしれませんが、急性腰痛の炎症は冷湿布を使っても十分に冷やすことができません。

 

最も良い冷やし方は、氷を使った方法。

ビニール袋にいくつかの氷を入れ、そこに塩をひとつまみ入れてハンドタオルでくるんで、洋服の上から患部を冷やします。

 

冷やす時間も10分冷やして、10分休んで、また10分冷やすというサイクルで行いましょう。

 

ずっと冷やしっぱなしにすると、

低温やけどや凍傷の原因になることもありますので、冷やしすぎに注意してください。

温めるべき慢性腰痛の症状や特徴は?

慢性腰痛とは急性腰痛と違って、

2〜3ヶ月も腰痛の症状が続いている状態のことで、立ちっぱなしの仕事やデスクワークなど同じ姿勢が続くことで筋肉の緊張や血行の悪化が原因になっている腰痛。

 

腰の筋肉は緊張しやすい特徴があり、

筋肉が緊張することで血管が細くなり、血流の悪化が痛みの原因物質や老廃物の排出を妨げてしまいます。

 

血行不良を原因とした炎症なので、腰付近を温めることで筋肉の緊張状態を改善し、血流を改善してあげることが大切。

 

身体を温める必要のある慢性腰痛ですが、

軽い運動やストレッチなども血流改善を促進して、腰痛の症状が軽くなりますので、非常におすすめです。

慢性腰痛の効果的な温め方と対処法は?

慢性腰痛は急性腰痛と比べると体を動かすことができる傾向がありますが、激しい運動を行うことは控えましょう。

 

温湿布を使ったり、ホットパック、ホッカイロなども使えますが、最も効果的な温め方は湯船に浸かること。

 

40度前後のお湯に10〜15分ほど浸かって、十分に身体を温めて一旦湯船から出て腰に水シャワーを当てる。

そしてまた湯船に浸かる

 

これを2〜3回繰り返すと温浴効果が高まり、

筋肉の緊張状態を適度にほぐしてくれますので、慢性腰痛の原因を効果的に改善してくれます。

 

昔から日本人は温泉に浸かって湯治を行ってきましたが、まさに慢性腰痛の回復方法としては、湯治のような考え方が基本だと理解しましょう。

腰痛の対処法は冷やす、温めるの記事まとめ

腰痛の対処方法は冷やすのも温めるのも正解。

どのような症状が出ているのかによって、対処方法を使い分けることが大切だということがわかったと思います。

 

  • 腰痛は冷やすか温めるか、治療方針を間違えるとヤバイ
  • 腰痛は冷やすべきか温めるべきかの判断基準は
  • 冷やすべき急性腰痛の症状や特徴
  • 急性腰痛の効果的な冷やし方と対処法
  • 温めるすべき慢性腰痛の症状や特徴
  • 慢性腰痛の効果的な温め方と対処法

 

一般的に腰痛難民になっているような人は、慢性腰痛の症状を発症していることがほとんどなので、腰痛は温めることでケアしましょう。

 

慢性腰痛を温めることでできるのは、

その前後数時間の腰付近の血流の改善ですので、根本原因を改善しないことには、同じことの繰り返しになります。

 

デスクワークが原因か、運動不足が原因か、合わない寝具が原因か・・・

 

何をきっかけに腰痛が慢性化したのか考えて、その原因をしっかり改善してくださいね。

 

原因を改善せずに、

対症療法を繰り返していても、腰痛地獄からは抜け出すことはできません。

 

また急性腰痛も炎症の治まる4日目頃には、温めることで症状の回復を促進することができますので、症状や状態に合わせて対処方法を選んでください。

 


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