合わない寝具は腰痛や不眠の原因、寝起きの身体が痛い理由は?
合わない寝具や布団を使っていると、
朝起きた瞬間から背中の痛みや腰痛など、身体の様々な部分に悪影響が出てしまう原因になることを知っていますか。
今まで何も問題がなかったから、
寝具が悪いのではなく、体調不良や働きすぎが原因なのではと考えがちですが、実際には寝具がヘタってしまっていることが原因の場合もあります。
睡眠時に身体をしっかり休めることができなければ、寝起きの不調や寝付きの悪さに繋がったり、不眠症のきっかけになることもあるので、本当は注意が必要なんです。
寝具が睡眠環境にどのような影響を与えるのかを、この記事では解説しますね。
不眠に悩む日本人が増え睡眠負債が社会問題化している
睡眠負債が最近話題になっていますよね。
厚生労働省が行った調査では、日本人の5人に1人が睡眠時間でしっかり休養が取れていないと感じています。
不眠症というと大げさかもしれませんが、
- 入眠障害
- 中途覚醒
- 早期覚醒
- 熟眠障害
という4つのキーワードがあり、
多くの日本人が毎日の睡眠で必要な休息ができていない状況だということがわかっています。
高齢者になると睡眠問題が悪化し、
60歳以上になると3人に1人が睡眠で悩み、20人に1人が睡眠薬を処方されているほど、日本人の睡眠環境は悪化しています。
なぜ不眠に悩む日本人がここまで多いのか?
最近は慢性的な睡眠不足が続いていたり、ストレス過多で寝付きが悪くなっていたりすることもありますが、入眠や睡眠環境に関しては寝具選びも非常に大切な要素。
人間が健康的な生活を送るためには、
適正な睡眠時間と睡眠環境が必要ですが、多くの日本人は寝具にこだわりがなく、働き盛りの子育て世代にその影響が顕著になっています。
せんべい布団が基本だった日本人は寝具のこだわりが少ない
睡眠中にしっかり疲労回復をしようと思えば、寝具選びにもこだわる必要がありますし、定期的なメンテナンスなども必要になります。
ベッドや布団を買う時に、
あなたはどんなこだわりがありますか?
値段が安い、羊毛だから、羽毛だから・・
なんとなく良い感じがしてとか、友達が良いというのでとか、ネットで良い評判が多かったから、そんな理由で寝具を選んでいませんか?
以前の私もそんな感じでした。
寝具(布団やマットレス)で何が変わるのかということがよくわからずに、私の場合は価格優先、少しでも安いものでなんとなく評判が良いものを選んでいました。
お値段以上のニ◯リの敷き布団、
それを組み立てベッドにのせて使っていたこともありますが、今考えてもなぜそれを選んだのかがわかりません。
当時の私は寝起きの腰痛や首の痛み、背中の痛みなどありましたが、それが寝具の影響だなんて考え方もなく、本当に無知な状態。
慢性的な腰痛に悩み、
接骨院や整体、カイロプラティックに通っていたにも関わらず、寝具に全く興味がなかったんですよね。
今考えると腰痛が治らないのも、
合わない寝具で毎日寝ることで、睡眠中に身体に疲労を蓄積していたので仕方がないことだったんでしょう。
今だから言えることは、
寝起きの腰痛や不眠に悩んでいるのなら、睡眠環境を改善するためにも、寝具選びを真剣に考えた方が良いということです。
寝具ってそれくらい重要ですので、
もしあなたが寝付きが悪いとか、寝起きの不調があるのならこの記事に書かれていることを真剣に受け止めてください。
合わない寝具は睡眠の質を低下させる原因になる。
不眠症と聞くと、
寝付きが悪かったり、夜中に何度も目覚めてしまったりすることで、寝ること自体に問題があると考える人が多いと思います。
確かに慢性的な睡眠不足の日本人は、
朝起きてもだるく、寝不足で頭がすっきりしないことも多く、もっとしっかり寝れればシャキッとするのにと考えるでしょう。
慢性的な睡眠不足は大きな問題ですが、同じくらい真剣に考えるべきなのは睡眠の質の問題。
睡眠時間が多少短くても、
質の高い睡眠を取れればしゃきっと起きれますし、寝起きの身体の不調やだるさなども感じないでしょう。
逆に長時間寝ることができても、睡眠の質が低ければ疲れは取れないし、頭もすっきりしない状態になります。
睡眠の質を左右する問題のひとつが寝具。
フローリングに薄い敷き布団を敷いて寝ると、朝起きた瞬間から身体がバッキバキに痛くて、何もできない状態になりますよね。
流石に最近の敷き布団はそこまで薄くないので、なかなかそんな状態になりませんが、合わない寝具で寝ているということはそんな状態だということ。
睡眠の質が悪い状態が続くと、
睡眠自体に問題が出るだけではなく、日中に眠くなるなど本来活動するタイミングで、身体の不調を感じてしまうきっかけになります。
そこまで重症化すれば病院での診察や治療が必要になってきますし、何か病気が隠れている可能性もありますから、注意が必要でしょう。
寝具や布団は時間をかけて徐々にヘタっている
もしあなたが使っている寝具が、2〜3年以上前に購入したものだとしたら、あなたの体型や体重に合わせて徐々にヘタっている可能性が高いと理解しましょう。
最も簡単に調べる方法は、
普段腰が当たる部分と足か頭の隅の部分の布団やマットレスの硬さや厚みを比較してみること。
ほとんど人が、腰や肩などの体重がかかる部分が柔らかくなっていたり、薄くなっていることに気づくでしょう。
それが寝具のヘタリで、
元々こだわらずに購入した寝具だとしたら、余計に睡眠の質を悪化させたり、睡眠時の身体の休息の邪魔をする原因になっていると理解しましょう。
寝具のヘタリは急激に進むものではないので、昨日までは問題なかったのに今朝から寝起きの身体の痛みや違和感が気になるという感じになります。
そして慢性的な身体の痛みが始まり、
寝具が原因だと気づくまで、その状態から抜け出せなくなってしまう人が多いんです。
合わない寝具を使わないための方法とは?
寝具選びにこだわりがない人が多いからこそ、どうやって合う寝具を選ぶと良いのかということがわかりにくいですよね。
まず最初に理解して欲しいことは、
寝具(敷き布団やベッドマットレス)が合わないと、寝起きの身体に痛みや不調が出ることが多く、特に腰痛や肩こり、背中の痛みが症状として出やすいということ。
寝具が硬すぎたり、柔らかすぎたりすると、こういった不調が起こりますので、朝起きた時に違和感がある場合は、寝具が合っていない可能性が高いと考えましょう。
夜中に何度も目覚めてしまう人も、
布団やマットレスの反発力が低く、寝返りをする際に筋力を使うことで目覚めてしまっている可能性が高いことを理解してください。
合わない寝具を使い続けていると、
不眠の原因やきっかけを自分で作ってしまい、本当に不眠症になってしまうこともありますので、寝具選びの重要性をしっかり理解しましょう。
合わない寝具で寝るなら、高反発マットレスがおすすめ
寝起きの腰痛や背中の痛み、
疲労感や倦怠感が抜けないのなら、高反発マットレスを試してみると良いかもしれません。
高反発マットレスの特徴として、
- 優れた体圧分散性
- 理想の寝姿勢の再現
- 寝返りのサポート
これらの効果がありますので、
睡眠時に起こる様々な身体の不調の原因を解消できる可能性があります。
ただ全ての高反発マットレスがそうではありませんし、寝心地の好みの違いもありますし、体型や体重によって合わない高反発マットレスも。
合わないと感じる商品もありますが、
あなたの体型や体重に合った高反発マットレスを選ぶと、睡眠時の不調が改善され、私のように寝起きの腰痛がなくなってしまうかもしれません。
しかも高反発マットレスには保証制度が充実している商品もあり、自宅で90日間じっくり寝てみて、身体に合わなければ返品&返金してもらえる商品まであるんです。
そういったタイプを試すと、
最小限のリスクで自分にあった寝具を見つけることができますし、合わない場合でも納得できるでしょう。
高反発マットレスにすれば全て良くなるとは言いませんが、実際に私は高反発マットレスのおかげで、今は整骨院にも整体にも行っていません。
慢性的な腰痛から開放され、
やりたいことを我慢しなくてよい環境を手に入れたので、もしあなたが私のように寝起きの身体の不調に悩んでいたり、睡眠に関する問題を抱えているのなら試してみると良いと思いますよ。
人生の3分の1は寝ている。
合わない寝具を使い続けることは、人生の3分の1を無駄にするようなものですので、真剣に考えた方が良いですよ。
>>寝具好きの私を虜にする高反発マットレス<< 私が考える高反発マットレスのおすすめベスト3を下記ページで紹介しています。
効果の分かりにくいものだから、高反発マットレス選びの際にまずは私のレビューが参考になると思います。