電気敷き毛布が使えない高反発マットレスが多い?冬場の寒さ対策は

2017年12月18日

冬場の寒さ対策に電気毛布や電気敷き毛布が使えない高反発マットレスが多いという評判ですが、本当にそうなのでしょうか?

通気性の高い商品が多い印象のある高反発マットレス、冬場の寒さ対策はどうするべきなのか?

各メーカーの高反発マットレス製品に対する考え方も参考に、電気毛布や電気敷毛布の使用状況について、少し考えてみたいと思います。

電気敷き毛布が使えない高反発マットレスが多い理由とは?

高反発マットレスには様々な素材のものがありますが、通気性を高めるために釣り糸の素材を使ったエアウィーヴのような3次元構造体の場合、熱に弱いという特徴が。

その為、冬場の寒さ対策に必要な電気敷き毛布や電気毛布、布団乾燥機などを使用できない商品も多いようです。

高反発マットレスの素材の多くが、直射日光を受け続けたり、50度以上になると劣化や変形が起こることがわかっていますので、長く使うためにも注意したいところ。

そこで各メーカーの商品がどのように考えているのか?メーカーごとに大まかな考え方を紹介したいと思いますので、購入前の参考にしてください。

エアウィーヴは電気敷き毛布や電気毛布が使えるのか?

高反発マットレスの人気商品であるエアウィーヴ。その高反発マットレスはポリエチレン繊維からできていることもあり、基本的には熱に弱いタイプの高反発マットレス。

しかしエアウィーヴでは、一応電気毛布は使えることになっていますが、高温は出来る限り控えた方が良いとされていますし、就寝時はできるだけ電源OFFが推奨されている状態。

電気敷き毛布や湯たんぽ、布団乾燥機などは熱が高くなりすぎるために、基本的に使用が推奨されていませんので、使わないことをオススメします。

エアウィーヴの耐熱温度は50℃なので、その温度付近になると素材が劣化しますので、十分に注意をするようにしてください。

マニフレックスは電気敷き毛布や電気毛布が使えるのか?

高反発マットレスの人気商品であるマニフレックス。

その高反発マットレスはポリウレタンフォームの独自素材であるエリオセルからできていることもあり、基本的には熱変性をしにくい高反発マットレスであると考えられています。

そのため、電気敷き毛布や電気毛布、湯たんぽや布団乾燥機などの使用に関しては基本的に問題がないと考えられていますが、使用に際しては基本的に自己責任であることを理解しましょう。

もし間違った使用方法でマットレスが変形した場合には、保証対象外になります。

エアリーは電気敷き毛布や電気毛布が使えるのか?

高反発マットレスの人気商品であるアイリスオーヤマのエアリーマットレス。

その高反発マットレスは東洋紡のエアロキューブを使用したポリエチレン繊維からできていることもあり、基本的には熱に弱いタイプの高反発マットレスですが、耐熱温度は一応70℃の状態。

しかし電気敷き毛布や電気毛布、湯たんぽや布団乾燥機などは熱が高くなりすぎるために、使用が推奨されていませんので、使わないことをオススメします。

耐熱温度が高い割には、電気毛布すら使えないということなので、実際にはもっと低温で素材の変性がはじまり、ヘタってしまう可能性が高いのかも。

ブレスエアーは電気敷き毛布や電気毛布が使えるのか?

高反発マットレスの人気商品であるブレスエアー。

その高反発マットレスは東洋紡の開発した、熱可塑性ポリエステルエラストマーという素材を原料とする新素材からできていることもあり、基本的には熱に弱いタイプの高反発マットレス。

耐熱温度は、一応70℃〜90℃ということになっています。

しかし電気敷き毛布や電気毛布、湯たんぽや布団乾燥機などは熱が高くなりすぎるために、使用が推奨されていませんので、使わないことをオススメします。

耐熱温度が高い割には電気毛布すら使えないということなので、実際にはもっと低温で素材の変性がはじまり、ヘタってしまう可能性が高いのかも。

西川エアーは電気敷き毛布や電気毛布が使えるのか?

高反発マットレスの人気商品である西川エアー。その高反発マットレスはウレタンフォームでできていることもあり、基本的には熱変性をしにくい高反発マットレス。

そのため、電気敷き毛布や電気毛布、湯たんぽや布団乾燥機などの使用に関しては基本的に問題がないと考えられていますし、公式サイトでも布団乾燥機の使用も問題がないと記載されています。

一応安心して使用することができますが、高額商品の為に使用に際しては自己責任だと理解しましょう。

モットンは電気敷き毛布や電気毛布が使えるのか?

高反発マットレスの人気商品であるモットン。その高反発マットレスはウレタンフォームでできていることもあり、基本的には熱変性をしにくい高反発マットレス。

そのため、電気敷き毛布や電気毛布、湯たんぽや布団乾燥機などの使用に関しては基本的に問題がないと考えられていますし、公式サイトでも布団乾燥機の使用も問題がないと記載されています。

モットンも安心して使用することができる高反発マットレスですが、使用に際しては自己責任だと理解しましょう。

高反発マットレスと電気敷き毛布や電気毛布の関係とは?

この様に高反発マットレスはメーカーや商品によって耐熱性が大きく異なりますが、ウレタン系は熱に強く3次元構造体は熱に弱いという傾向があります。

しかし実際にどのような商品を使用するのか?どのような使用方法で使うのかによっても熱による素材のヘタリなどの状況が変わることも。

メーカーが使用を推奨しているような場合でも、実際の使用に際しては最終的には自己責任で行うことが基本でしょう。

3次元構造体の高反発マットレスは夏の通気性の高さがありますが、全体的に熱に弱くへたりやすいという部分と、冬の寒さの問題があります。

特に戸建て住宅に住んでいる場合には、就寝時の寒さが寝付きを悪くしてしまいますので、その点は注意しましょう。

寝具に求める快適性は人それぞれ異なりますので、今回の情報を参考によりあなたに合った寝具選びを行なってくださいね。

高反発マットレスでも冬場の寒さ対策は本当に大切なことですので、そこを意識して寝具選びを行うことをおすすめします。


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効果の分かりにくいものだから、高反発マットレス選びの際にまずは私のレビューが参考になると思います。