エアウィーヴの欠点やデメリットは?購入者が指摘する弱点は?

2018年10月8日

高反発マットレスでも人気のエアウィーヴですが、欠点やデメリットはないのでしょうか?

そこで購入者の体験談や評判、私が感じているエアウィーヴの弱点をまとめて紹介しますので、購入時の参考にどうぞ。

エアウィーヴの購入前に知っておいた方がよい情報をまとめて掲載しますので、実際の状況を踏まえて最終判断を行ってください。

エアウィーヴは重くてメンテナンスに不向きという評判も

aiweave

出典:http://airweave.jp/

お風呂場等で水洗いできることで、非常に清潔な状態を保つことができると人気のエアウィーヴ。

実はシングルサイズのエアウィーヴの重さは7kgもあるのを知っていますか。

7kgという重量は高反発マットレスの中では、重たい方の部類に入りますので、メンテナンスに不向きという評判も。

日干しの不要なエアウィーヴでも、陰干しは必要ですので、壁に立てかける必要があります。

丸洗いする際には浴室に移動させる必要があるので、エアウィーヴの7kgという重さは腰痛持ちや高齢者には少し負担になるかも。

素材の90%が空気という事ですごく軽いイメージを持っている人が多い商品ですよね。

エアウィーヴとよく比較検討されているエアリーマットレスは、シングルサイズで4.5kgであることを考えると、エアウィーヴの7kgが重たいという理由も分かるでしょう。

決して軽くない高反発マットレスですので、一度水洗いしたもののその後は面倒になってしまう人もいるようです。

エアウィーヴは電気毛布や湯たんぽを安心して使えない商品

エアウィーヴの公式サイトでは、電気毛布についての見解を紹介すると・・・

「はい、使えます。ただし、火気や熱風などを発生する器具には近づけたり、使用しないでください。」と現時点ではなっていますが、少し前までは「電気毛布は就寝前30分だけ電源を入れ就寝時に電源を切ってください。電気あんか・湯たんぽはカバーをつけてやけどをしない温度でご使用ください。」

参照:エアウィーヴ

と書かれていました。

エアウィーヴはそれぞれの素材を熱接着していることもあり、耐熱性が低いというデメリットが。

メーカーの考えるエアウィーヴの耐熱温度は50℃ですので、それ以上になったり、その温度に近い熱が局所的に加わることで変形や劣化の恐れがあります。

3次元立体構造体の高反発マットレスは熱+重さが最も苦手。

耐熱温度の限界に達しなくても、熱に加えて荷重がかかることで変形および劣化してしまう可能性があるので、公式サイトには少し厳し目に書かれていたということでしょう。

当時から比べると加工方法を変更したのか?

それとも他の高反発マットレスに合わせる見解にしたのかは不明ですが、使えるのは電気毛布だけであるということは理解しておく必要があります。

エアウィーヴは冬場は寒い高反発マットレス

通気性の高さが売りのエアウィーヴなので、冬場でも寝具の中に熱を溜めずにどんどん外に放出していくことになります。

冬場のエアウィーヴは寒いという評価や口コミが多い傾向が・・・。

寒さ対策も限定的に電気毛布しか使えない状況ですので、外から暖めるのも大変だということもあり、「ウォームパッド」が販売されています。

これは毎年冬季限定で販売される商品で、高い発熱性・保温性とやさしい肌触りを実現した商品。

エアウィーヴ ウォームパッドの価格やサイズの情報は、

  • シングルサイズ:幅約103×長さ約199×厚さ約2cm、重さ約1.6kgで価格は19,440円 (税込み)
  • セミダブルサイズ:幅約123×長さ約199×厚さ約2cm、重さ約1.9kgで価格は 23,760 円 (税込み)
  • ダブルサイズ:幅約143×長さ約199×厚さ約2cm、重さ約2.2kgで価格は28,080円 (税込み)

毎年すぐ売り切れになってしまうので、それだけエアウィーヴは寒いと感じている人が多いということ。

冬でも寒さを気にしないという人であれば良いかもしれませんが、寒がりな人の場合はエアウィーヴでは十分な寒さ対策ができない可能性があることは購入前に理解しておくべきでしょう。

エアウィーヴは天日干しすると素材が劣化してしまう。

エアウィーヴのairfiber(ポリエチレン樹脂)は天日干しして紫外線に当たることで劣化やヘタリ、変形の原因になります。

天日干しはウレタン素材の商品も含め、高反発マットレスは基本的に禁忌ですので、メンテナンス方法を間違えないようにしましょう。

1時間以上干してしまうと、エアウィーヴの温度が50℃を超えることもあり、変形等のリスクだけではなく、接着面が剥がれてしまう可能性も発生。

接着面が剥がれるほどの状態になれば、体圧分散性やエアウィーヴの反発力にも影響が出たり、そこからへこみ始める可能性もありますので、天日干しは非推奨。

高反発マットレスは天日干ししなくとも基本的にダニは発生しませんので、エアウィーヴ本体は水洗いの陰干しだけにしておきましょう。

天日干しの暖かくて爽やかな布団で寝たいという場合には、側地やカバーの部分は丸洗い&天日干しできますので、カバーだけを普通に洗濯すればOKです。

エアウィーヴは厚みがたりないので、耐久性が低いという評判も。

エアウィーヴは通常のタイプでも芯材のairfiberの厚さは3.5cm、全部で6cm程しかないかなり薄型の高反発マットレス。

元々の使用方法がトッパーやオーバーレイに近い感じでベッドマットレスの上に敷いて使用する方法なので、下にあるマットレスの影響を受けやすい特徴が。

ベッドマットレスに凹みやヘタリがあれば、エアウィーヴも同様にその部分が凹んでしまったり、たわんでしまったりするという減少が起こることに。

理想の寝姿勢を再現することが難しくなり、腰痛発生の原因になることも十分に考えられますので、トッパー使いの際にはマットレスの状態も非常に大切。

薄さから耐久性が低い傾向があることも考えられます。

エアウィーヴは3年保証がありますが、その前にへたり始めてしまったという評判もネット上に多くある状態。

1cm以上のへこみがないと保証対象にならないと、以前は保証書に記載されていたほどなので、交換や保証してもらうのも難しいでしょう。

トップアスリートやオリンピック選手が使用していることで人気のエアウィーヴ。

メリットばかり考えるのではなく、しっかりとデメリットも理解した上で購入判断を行うことが非常に大切なのではないでしょうか?

多くのメリットがある高反発マットレスであることは、私も十分に理解していますし、だからあれほど人気の商品なのだと思います。

メリットだけを見て購入するのではなく、デメリットや弱点も理解した上でより納得して高反発マットレスを購入する。

毎日寝るわけですから、そういった視点で総合的に判断することをおすすめします。


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私が考える高反発マットレスのおすすめベスト3を下記ページで紹介しています。

効果の分かりにくいものだから、高反発マットレス選びの際にまずは私のレビューが参考になると思います。