フラフープが腰痛改善や予防に効果的な方法って本当?
フラフープが腰痛改善や予防に効果的?
誰でもできる簡単なエクササイズ方法のフラフープですが、骨盤矯正や腰痛改善効果が高いと話題になっていますが本当なのでしょうか。
気になる腰痛とフラフープの関係性について紹介しますので、腰痛で悩んでいるなら、一度試してみても良いと思いますよ。
フラフープが体幹を鍛え、骨盤矯正に役立つ
腰痛には様々な原因がありますが、
フラフープを定期的に行うことは体幹を鍛え、骨盤のズレを矯正する効果を実感できることで、腰痛の改善に効果的だと言われています。
日本でも腰痛診療ガイドラインが公開され、
その中にある記述に、『より強い体幹筋力強化運動が、軽い運動より効果があるという報告もある』というものがあり、胴体を動かす運動が腰痛改善に役立つと書かれています。
胴体を動かす有酸素運動がフラフープ。
アメリカでは50代、60代の人もフラフープを実践し、運動不足の解消や内腹筋や赤筋肉を鍛えています。
体幹が鍛えられ、骨盤が正しい位置に戻ることで、お腹周りの脂肪もつきにくい状態になるので、腰の筋肉への負担も軽減できます。
フラフープで腰痛が改善した人もいますが、
フラフープを行ったことで腰痛が悪化したり、腰が痛くなってしまった人もいますので、全員にフラフープが合っているというわけではありません。
フラフープで腰痛悪化する人の特徴は?
腰痛には様々な原因がありますが、
病名のついているような腰痛の人は自己判断でフラフープをしないようにしましょう。
椎間板症や椎間板ヘルニアのように骨や軟骨に異常がある場合、フラフープのような運動を行うことが良いとは思いません。
通院中の人は、医師と相談の上でフラフープのような運動を行っても良いのかをしっかり確認してから、無理のないレベルで行うようにしましょう。
他にも運動や事故等で外傷性の腰痛や腰の痛みがある場合も、無理に動かさずに固定することが優先されます。
腰痛の原因が明らかな人は、基本的にはフラフープのような運動による症状改善はおすすめしませんので、患部を治すことを優先しましょう。
フラフープが腰痛改善に役立つのは運動不足や筋肉のコリが原因の腰痛
原因不明の慢性腰痛の人なら、
フラフープのような有酸素運動を行うことで、腰痛の症状改善に役立つ効果が期待できます。
運動不足で筋力が低下していたり、
デスクワークばかりで同じ姿勢で動かないような時間が多いと、腰付近の筋肉が張ったり、こってしまったりして、腰痛の症状を発症します。
このタイプの腰痛は筋肉を解したり、
体幹を鍛えてあげることで腰痛の症状が改善される傾向がありますので、フラフープを試してみるのがおすすめ。
フラフープダイエットが流行ったこともあり、組み立て式のフラフープが1000円や2000円で購入できます。
大きさや重さなども自由に選べますので、あなたの身体に合うサイズのフラフープにしましょう。
標準体型の人なら90〜105cmが目安。
おへその高さまであるサイズのフラフープが適切だと言われていますので、床からおへそまでのサイズを測ると良いと思います。
ただウエストがあまりにも太い人の場合は、このサイズ感ではお腹とフラフープの間にゆとりがなくなるので、もう少し大きなものを選びましょう。
また重さに関しては、500g〜600gが基本的な重さですので、あまり重すぎず軽すぎないものを選びましょう。
サイズ選びを間違えてしまうと、
フラフープがうまく回しにくいですし、続けることができなくなりますので、その点は注意が必要だと理解してください。
骨盤矯正や腰痛改善に役立つフラフープの回し方は?
フラフープの基本的な回し方は、
1、肩幅と同じくらいの両足を開き、フラフープを床に置きます。
2、フラフープを回す方向の足を半歩前に出します。
3、背筋を伸ばして、フラフープを腰の背中部分に押し当てます。
4、フラフープを回す方向と逆の足を少し後ろに下げます。
5、フラフープを回す方向に押し出します。
6、フラフープの動きに合わせて、腰を前後に動かして回します。
言葉でかくと少しわかりにくいかもしれませんので、 もしこの解説でフラフープの基本的な回し方がわからなければ、Youtube等で動画で確認してください。
最近は様々なフラフープの回し方や、ダイエット方法なども紹介されていますので、腰痛改善や腰痛を予防しつつ、ダイエット効果も合わせて実感してしまいましょう。
フラフープを10分回すだけでも、
100Kcalも消費できることがわかっていますし、背筋が曲がっている人が背筋を伸ばすだけでも、消費カロリーが1.5倍増えると言われています。
フラフープ運動で筋肉量が増えることでも、基礎代謝量がアップして余計な脂肪がつきにくい状態になるので、非常におすすめでしょう。
フラフープが回しにくい方向があると骨盤が歪んでいる
骨盤が正しい位置にあると、
左右で回しにくい方向もなく、どちらでも簡単にフラフープを回すことができます。
しかし右回りだけとか、左回りだけ回しにくいという場合には、骨盤の歪みからくる重心の偏りが原因の可能性もあり、そこで骨盤の歪みを確認できます。
回しにくい方向だからやらないのではなく、左右とも均等に回すようにしましょう。
例えば10分間のフラフープを行う場合、
最初の4分は右方向に回し、2分間休憩して、残りの4分は左方向に回すようにする。
同じ方向ばかり回していると、
お腹や腰付近の筋肉をバランス良く鍛えることができなくなりますので、フラフープ運動が腰痛の改善にはあまり役立たなくなるでしょう。
左右均等に行うことは、
フラフープで腰痛を予防したり改善する際には本当に大切なことですので、その点を間違えないようにしてください。
フラフープが腰痛改善に役立つの記事まとめ
この記事ではフラフープを腰痛改善に使うべき人とそうではない人、フラフープに期待できる効果などを簡単に紹介しました。
- フラフープが体幹を鍛え、骨盤矯正に役立つ
- フラフープで腰痛悪化する人の特徴は?
- フラフープが腰痛改善に役立つのは運動不足や筋肉のコリが原因の腰痛
- 骨盤矯正や腰痛改善に役立つフラフープの回し方は?
- フラフープが回しにくい方向があると骨盤が歪んでいる
腰痛診療ガイドラインにも体幹を鍛える運動が腰痛改善に役立つと明記されていますので、フラフープも活用すべき方法のひとつ。
病名のつかない慢性腰痛に悩んでいるのなら、
フラフープのような誰でもできる運動を続けることで、腰付近の筋肉を鍛えたり、骨盤を正しい位置に戻すことで、腰痛の症状を改善できるかもしれません。
室内でも簡単にできる運動ですので、
何年も腰痛に悩んでいるのなら、一度フラフープ運動を試してみてくださいね。
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