床ずれ対策に高反発マットレス、体圧分散性や寝返りを徹底サポート!
高齢者や寝たきりによる床ずれ防止に高反発マットレスがおすすめ。
体圧分散性や寝返りをサポートする効果があることで、床ずれや褥瘡の症状を予防してくれますので、介護用品としても販売されています。
高反発マットレスが良いという人と、低反発マットレスが良いという人がいますが、床ずれに対してより効果的なのはどちらの寝具なのかを徹底検証します。
床ずれができる原因や仕組みとは?
寝たきりの高齢者に多い床ずれや褥瘡と呼ばれる症状。
マットレスや布団、車イスなどの皮膚に接触する部分が長い時間、同じような部位を刺激し続けることで起こる症状です。
同じ部位が圧迫され続けることで、
皮膚や皮下組織、筋肉などへの血流が悪化し、酸素や栄養素が行き渡らなくなり、壊死してしまった状態のこと。
自分で寝返りを打つことができない人や、
呼吸が苦しくて同じ姿勢で寝続けることが多い人に出やすい症状です。
直接的に圧迫状態が続くだけではなく、
食事が不十分で栄養不足だったり、ステロイド剤の使用、むくみや皮膚のスレや摩擦、尿や便で皮膚が汚染され湿った状態になっていると床ずれになりやすい傾向があります。
床ずれは仰向け寝の場合に、
お尻の中央にある骨の飛び出した部分である仙骨部に最も多く発生し、後頭部や肩甲骨、かかとなどにもできやすいので、介護している場合には、定期的なチェックが必要です。
床ずれの見分け方は?どこを観察すれば良いのか?
仙骨や後頭部、肩甲骨やかかとなどにすでに症状が出ていればわかりやすいですが、それではすでに手遅れになっている状態ですので、早めに気づくことが大切。
床ずれを予防するためにも、
毎日、皮膚の状態を観察するようにしましょう。
その際に骨が突出している部分や、マットレスや布団などで圧迫されやすい部位を中心にチェックすることが大切。
皮膚のチェック時に赤みがあれば、
その部分が圧迫され続けないように身体の向きを変えて、30分後に赤みが消えるかをチェックします。
赤みが消えていれば床ずれではなく、
赤みが残っていれば床ずれの可能性がありますので、医師や看護師などに相談することが大切。
- 発赤・紫斑
- 水ぶくれ・むくみ
- ただれ・潰瘍
- 滲出液や匂い
- 局所の熱や体温の変化
などもしっかりチェックして、床ずれの部位が悪化しないように注意しましょう。
床ずれ対策に高反発マットレスの体圧分散性が効果的
床ずれ対策を2種類に分けると、
- 圧迫に対するケア
- 皮膚に対するケア
これらを総合的に対処することで、症状の悪化予防や改善に効果的ですが、寝具でできるのは、圧迫に対するケアのみ。
圧迫による床ずれの予防にじゃ、
体圧分散性に優れたマットレスを選ぶことが推奨されています。
日本褥瘡学会でも、
床ずれの予防に「体圧分散マットレス」を推奨し、高齢者の床ずれ予防には「二層式エアマットレス」の使用を推奨している状況。
ウレタンマットレスであれば、
最低でも7cm以上の厚みがあるマットレスを選ぶべきだと定義されていますので、厚みのある高反発マットレスを選ぶようにしましょう。
床ずれ防止に腰痛対策マットレスのモットンがおすすめ。
床ずれに合うマットレスを探す基準は、
7cm以上の厚みがあるウレタンマットレスで、体圧分散性に優れているものを選ぶこと。
少しでも安い値段で購入したいですし、
万が一、床ずれの予防に効果的ではない場合には、返品できるような保証制度があるとうれしいですよね。
数ヶ月間使ってみないと、
本当に効果的なのかがわからないマットレスだからこそ、様々なリスクを避けることができる商品がおすすめです。
モットンなら安心できるかも。
モットンは高反発マットレスの中でも、腰痛対策マットレスとして発売されており、日本人の体型を徹底的に研究して開発された商品。
寝たきりの状態でかかる体圧に対して、
どこまでしっかり分散することができるのかということが徹底的に考えられている特徴があります。
さらに購入後90日後に返品や返金申請ができる保証制度がありますので、実際に使ってみたものの合わなかったという状態でも返金してもらうことができます。
保証制度がしっかりしていますので、
はじめての高反発マットレスでも安心して活用して、床ずれの予防や対策に使うことができますが、低反発マットレスの方が良いのではと思う人もいらっしゃいますよね。
床ずれに対する低反発マットレスと高反発マットレスの違いは?
低反発マットレスは寝心地がよく、
身体が沈み込む感じで体圧分散性を発揮することができるマットレスです。
柔らかめの寝心地が皮膚を圧迫しないと考える人もいますが、大事なポイントを見逃しています。
床ずれの原因のひとつに寝返りがあります。
沈み込む寝心地が特徴的な低反発マットレスでは、身体が沈み過ぎて、筋力を使わないと寝返りができず、介護する際にもそれがネックになります。
しかし高反発マットレスの場合には、
体重を傾けるだけでもマットレスの反発力のおかげで、スムーズに寝返りを打つことができますので、介護時の負担も最小限です。
在宅療養で高齢者のケアを行う際には、
介護する側の肉体的な負担を少しでも軽減させることが大切ですので、低反発マットレスよりも高反発マットレスがおすすめなのはその理由から。
要介護者でなくても
高齢者になれば寝返りによる中途覚醒が増えたり、熟睡できない状態が続くこともありますので、高反発マットレスの体圧分散性と理想の寝姿勢の再現が効果的ですよ。
>>寝具好きの私を虜にする高反発マットレス<< 私が考える高反発マットレスのおすすめベスト3を下記ページで紹介しています。
効果の分かりにくいものだから、高反発マットレス選びの際にまずは私のレビューが参考になると思います。