寝不足も腰痛の原因になるって本当?慢性的な睡眠不足は要注意!

寝不足が腰痛の原因になるって知ってましたか。

 

仕事や家事が忙しく、慢性的な睡眠不足の状態が続くとそれをきっかけに腰痛の症状を発症してしまうことがあるので要注意なんです。

 

寝不足が続くことで身体の中でどのような変化があるのかを知ることで、腰痛が起こるメカニズムを理解して、できるだけ睡眠不足を解消するようにしましょう。

寝不足や睡眠不足で腰痛が起こる原因と対策は?

寝不足や慢性的な睡眠不足の状態が続くと、精神的にも肉体的にもダメージが蓄積していくことになります。

 

一般的に腰痛の原因といえば、

ぎっくり腰や同じ姿勢を取るなど、身体に負担がかかっている状態で起こると考えがちですが、寝不足や睡眠不足も腰痛を引き起こすきっかけになることを知っていますか。

 

寝不足や睡眠不足が腰痛を引き起こすのは、

 

  • 疲労回復が十分に行われない
  • 自律神経のバランスが乱れる

 

この2つの状態を引き起こす原因だと考えられているから。

 

体の中でどのような変化が起こっているのか、次の項目から少し詳しく解説しますね。

寝不足で疲労回復ができずに腰痛の原因になる

人生の3分の1は寝て過ごします。

人間や動物は寝ることで、脳を休息させたり、筋肉や体のダメージを回復させたり、その日に蓄積した疲労を回復させます。

 

睡眠時間が十分足りていれば100%回復できるはずですが、睡眠時間が減少することで回復力が発揮できずに、90%とか80%しか回復できない状態が続くということ。

 

1日くらいの寝不足や睡眠不足なら、

翌日に睡眠時間を確保することで十分に回復させることができますが、これが何日も続くと疲労回復力が低下し、疲労が蓄積して慢性化します。

 

疲労が蓄積するということは、

筋肉が凝り固まりやすくなったり、血流が悪化して酸素や栄養素を十分に届けることもできず、老廃物の除去も進まないということ。

 

これが腰痛や肩こりなどの身体の異常を引き起こすひとつのメカニズムですので、睡眠時間を確保したり、睡眠の質を向上させることが大切です。

寝不足で自律神経のバランスが乱れて腰痛の原因になる

睡眠中は副交感神経が優位になることで、脳も身体も本来はリラックスモードで過ごして、様々な部分の回復をサポートします。

 

しかし慢性的な睡眠不足の状態が続くと、

自律神経でも副交感神経ではなく、交感神経が優位な状態になり、睡眠中にリラックスモードで過ごすことができなくなります。

 

睡眠中も交感神経が優位になると、

毛細血管の血流が悪化してしまい、疲労物質や老廃物の排出ができずに、細胞の回復に必要な栄養素も届きにくくなります。

 

自律神経の乱れは腰痛を悪化させる原因のひとつですし、回復力を低下させる要因でもあります。

 

交感神経が優位な状態を改善するためにも、

寝不足や慢性的な睡眠不足を解消することが非常に大切だということが言えるでしょう。

 

寝不足ではなく、

睡眠時間をたっぷり確保する方が腰痛を発症しにくのでしょうか?

寝過ぎも腰痛の原因になることがある。

平日は仕事で忙しく、

週末に寝不足を解消するために10時間とか寝だめすることで、モチベーションを保っているという人もいらっしゃるでしょう。

 

しかし寝過ぎも筋肉が硬くなってしまう原因ですし、同じ姿勢が続くことは寝返りを打っていたとしても、身体にとってはあまり良くないこと。

 

週末だけ寝だめするのではなく、

できるだけ毎日7〜8時間ほどの睡眠時間を確保するようにすることが、睡眠時間による腰痛発症のリスクを回避する方法のひとつ。

睡眠時間の目安は7時間以上

睡眠時間による腰痛の発生リスクを回避するためにも、7時間以上の睡眠時間が必要だと言われています。

 

なぜ7時間なのかといえば、

椎間板の疲労回復に必要な時間が7時間程度だと考えられているから。

 

椎間板の疲労回復がしっかり行えれば、

寝起きの腰痛に悩まされることもなくなりますので、最低でも7時間睡眠を心がけましょう。

 

7時間の睡眠時間と質の高い睡眠を得る。

この2つを意識した睡眠習慣で過ごすことで、日々の疲労を回復して腰痛になりにくい身体を手に入れましょう。

疲れている時ほど湯船にしっかり使って腰痛のリスクを抑制しよう

仕事でクタクタに疲れてしまって、

ベッドに横になったら朝になっていたとか、シャワーだけで過ごしているなんて人もいらっしゃるでしょう。

 

確かに寝不足が続くと、

脳が本能的に休みたいと考えてベッドに倒れ込むように支持を出すこともあると思います。

 

しかしその状態で寝ても、疲労回復に適した状態になっていないということに気づいていますか。

 

自律神経は交感神経が優位になっているし、

身体の中では筋肉が凝り固まって、毛細血管の血流を抑制している状態です。

 

30分睡眠時間が短かったとしても、

副交感神経を優位にしてから寝る方が睡眠の質も高まりますし、疲労回復効果もアップします。

 

その最も簡単な方法がぬるま湯に15分ほど浸かること。

ぬるま湯に浸かることで、

副交感神経が優位なリラックス状態になりますし、凝り固まった筋肉もほぐれて血液が回復し、深部体温の上昇が寝付きを良くしてくれる効果も発揮します。

 

すぐに寝たいという気持ちもわかりますが、

帰宅直後に入浴する習慣を身につけることで、疲労回復に差が出て翌日の仕事に対するモチベーションも良くなるでしょう。

 

ちょっとしたことかもしれませんが、

寝不足や睡眠不足で起こる身体の変化を考えると、毎日簡単に30分でできるリラックス方法ですので、是非試してみてください。

 

スマホやタブレットがあれば、

入浴時間にテレビや映画を見たりして過ごすこともできますので、同じ時間を過ごしていたとしても、非常にメリットがありますよ。

寝不足や睡眠不足が腰痛の原因の記事まとめ

寝不足や慢性的な睡眠不足をきっかけに、

身体の中で自律神経のバランスが乱れて回復力が低下することで、腰痛や肩こりなどの症状を実感しやすくなります。

 

毎日のことだから仕方がないではなく、

毎日のことだからしっかり改善するということを意識して、腰痛の原因を生活の中からできるだけ排除しましょう。

 

  • 寝不足や睡眠不足で腰痛が起こる原因と対策は?
  • 寝不足で疲労回復ができずに腰痛の原因になる
  • 寝不足で自律神経のバランスが乱れて腰痛の原因になる
  • 寝過ぎも腰痛の原因になることがある。
  • 疲れている時ほど湯船にしっかり使って腰痛のリスクを抑制しよう

 

男性よりも女性の方が腰痛患者の割合も高い傾向がありますし、女性は少し無理をしがちなところもあります。

 

自律神経の乱れは様々な部分に悪影響を与え、腰痛だけではなく、睡眠障害やうつ病などのきっかけになることも。

 

睡眠時間を確保できない場合は、

睡眠の質を向上させることである程度カバーすることができますので、睡眠の質を高める寝具や睡眠環境についても考えてみてくださいね。


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