エアウィーヴの同等品は東洋紡のブレスエアー?徹底比較で違いを紹介

2018年2月18日

高反発マットレスでも人気のエアウィーヴの同等品や類似品として紹介されることも多い、東洋紡のブレスエアーですが、実際にエアウィーヴとどこが違うのでしょうか?

エアウィーヴとブレスエアーという人気の高反発マットレスを徹底比較して、その違いを紹介しますので、どちらを購入しようかと迷っている人は参考になるかも。

3次元立体構造体の高反発マットレスでも、人気を二分する商品ですが、実際には大きな違いがあることもこの記事を読むとわかりますよ。

エアウィーヴの高反発マットレスの特徴とは?

出典:http://airweave.jp/

エアウィーヴといえば、多くのトップアスリートやオリンピック選手も使用する高反発マットレスなので、非常に人気が高く様々なスポーツシーンで見かける高価格帯の高反発マットレス。

エアウィーヴの素材はポリエチレン樹脂でできており、エアウィーヴの製造メーカーが元々釣り糸を作っていたこともあり、強度の高いポリエチレン樹脂を作ることが可能。

その技術を活用してエアウィーヴを製造していますので、素材のヒモの部分は硬さが高く、反発力が強い特徴があります。

そしてその強度の高いヒモ同士を熱接着で付けてエアウィーヴを作っていることもあり、耐熱性が低く熱に弱いというデメリットも。

エアウィーヴは、電気毛布や湯たんぽの使用はあまり好ましくないと考えられており、一般的に耐熱温度は50℃前後で設定されていますので、寒さ対策をしっかり考えるべき商品。

東洋紡のブレスエアーの高反発マットレスの特徴とは?

出典:https://www.amazon.co.jp/

東洋紡のブレスエアーは、エアウィーヴと同じような特徴のある商品ですが、比較的安い価格で販売されていることもあり人気の高反発マットレス。

エアウィーヴを購入するほどではないけれども、お手軽な価格で高反発マットレスが欲しいという人が、ブレスエアーをこぞって購入している傾向があります。

ブレスエアーの素材はポリエステルエラストマーと呼ばれるもので、東洋紡が独自に開発した素材ですし、ペルプレンRとしても非常に高い評価を受けているもの。

エアウィーヴのヒモに比べると、硬さも高くなく反発力も弱いですが、三次元スプリング構造体を組みあげる際の作り方で、強度や反発力を生み出すことができる仕組みを採用しています。

ブレスエアーは、素材のヒモ同士を接着剤で接着していますので、エアウィーヴの熱接着に比べると剥がれにくく、強度を保ちやすいという特徴が。

そのためブレスエアーは熱に強く、耐熱温度は70℃以上なので、電気毛布を使用することに関しては全く問題がないので、冷え性や寒がりの人にはおすすめかも。

エアウィーヴとブレスエアーの高反発マットレスに共通することは?

高反発マットレスでも人気のエアウィーヴとブレスエアーの共通点と言えば、

  • 通気性が高い
  • 体圧分散が高い
  • 水洗いが出来る
  • 重さが軽い

という部分があるでしょう。

そういった意味で高反発マットレスでは同じ部類に所属していますので、エアウィーヴとブレスエアーのどちらが良いのか?と購入時に悩む人がいるのも納得できます。

しかしこのエアウィーヴとブレスエアーは値段に大きな開きがあること、使用しているスポーツ選手が全く異なることで、エアウィーヴの方が一般的には人気が高いのは間違いありません。

しかし重要なことは、どちらがより効果的な高反発マットレスであるのかということですので、機能面を軸にエアウィーヴとブレスエアーの違いについて考えてみましょう。

エアウィーヴとブレスエアーは結局どちらが効果的な高反発マットレス?

エアウィーヴとブレスエアーの両方を使った人の感想を聞いたことがありますので、それを参考にすると・・・

エアウィーヴはバネのような硬さがあり、上を歩いても音がしにくい商品、ブレスエアーはバネ+ゴムのような収縮力があるので、ソフトな寝心地だけれども歩いた際の音が気になるそうです。

やはり元々の素材の硬さが、この寝心地の違いとして現れているということ。そして断面の粗さが歩く際に擦れる音が出る原因になっていますが、この意見だけでは一長一短があり悩むレベル。

個人的に気になるのが、この三次元スプリング構造体の耐久性。

エアウィーヴでも3年保証と非常に短い保証期間しかありませんし、エアウィーヴもブレスエアーも劣化しやすい高反発マットレスであることがネット上の口コミでもよく言われていること。

ブレスエアーに関する少し面白い検査データを発見しましたので、紹介したいと思います。まずこの写真を確認してください。

airwavehikaku

出典:http://sp1.soukaiketsu.jp/before/page_03.html

これはブレスエアーと同等品のマットレスを比較した写真で、身長176cmで体重65㎏の男性が、3ヶ月間敷布団として使用した前提で、36度の熱を加えて試験したデータの結果。

しかもこの同等品として紹介されてるマットレスが、某有名人気商品で8万円以上の商品と説明されていますので、ほぼエアウィーヴのことで間違いないでしょう。

ブレスエアーの復元率は93%で、同等品のマットレスは78%の復元率しかなかったそうですし、実際の厚みを見ても大幅に減少していますし、高反発弾性もひどい劣化だったとのこと。

この2つのデータの比較を見るとあえてエアウィーヴを購入せずにブレスエアーでも良い気はしますが、最終的には好みの問題になるでしょう。

ブレスエアーにも良い部分はありますし、エアウィーヴにも良い部分はあります。

個人的には、三次元スプリング構造体の高反発マットレスには、劣化しやすいという印象しかありませんので、あまり購入しようとは思いません。

あえて言うなら、コスパも良く電気毛布が使用できるブレスエアーの方が、冬の寒さも気にならずに良いかも・・・というレベル。

ただ先ほどの検査データも僅か3ヶ月を対象にしたものなので、5年10年という長期間のデータではないこと、そのような保証もないことを考えると、消耗品の寝具として考えるべきでしょう。

そういった意味では、中長期にわたって高い体圧分散性と理想の寝姿勢を維持できるウレタン素材の高反発マットレスの方がおすすめかも。

寝心地も良いですし、音も気にならない部分、さらに腰痛改善効果が高いという部分がメリットだと考え、私はウレタン製の高反発マットレスを愛用しています。

エアウィーヴとブレスエアーよりもおすすめのウレタンマットレスとは?

では実際に人気のエアウィーヴやブレスエアーなどの3次元構造体の高反発マットレスを選ばずに、私が選んだウレタン製の商品が、モットン。

モットンとは、モットンジャパンという会社が日本人の体型を研究し尽くして、日本人専用設計の商品として作りあげた高反発マットレス。

しかも腰痛対策マットレスとして販売されている商品なので、腰痛の改善に非常に効果が期待出来る商品で、実際に私もモットンを使用して腰痛の症状が改善しました。

それだけでも嬉しいですが、実はモットンは保証期間が10年間もあり、ヘタってしまった場合にも然り保証を受けることができます。

さらにモットンがエアウィーヴやブレスエアーよりもおすすめな理由のひとつに、90日間の返品返金保証制度がある点。

実は90日間、自宅でしっかり使用した上で、腰痛改善効果を実感できなかったり、寝心地が合わない場合には、なんと返品して返金してもらう事ができるんです。

だから高反発マットレス初心者の人なら、エアウィーヴやブレスエアーよりもモットンを選んだ方が安心して使用することができる特徴が。

ここまでしっかり保証してくれる商品もなかなかありませんので、エアウィーヴとブレスエアーで迷っているのなら、まずはモットンを試してみると良いかもしれません。

ただあまりにも汗っかきで、夏場の寝具の通気性が一番大事という人は、エアウィーヴやブレスエアーなどを購入する方が良いでしょう。

このあたりは寝具に関する悩みや好みを踏まえて、最終的な判断をして選ばれるのが良いと思いますよ。

実際に自宅でしっかり試せることは、何年も寝具を使用することを考えると、非常に重要な選択肢のひとつになりますよね。


>>寝具好きの私を虜にする高反発マットレス<<
私が考える高反発マットレスのおすすめベスト3を下記ページで紹介しています。

効果の分かりにくいものだから、高反発マットレス選びの際にまずは私のレビューが参考になると思います。