エアウィーヴは寒い!電気毛布?湯たんぽ?寒さ対策はどれが良いの?

2017年10月1日

寒い冬の時期に、高反発マットレスでも人気のエアウィーヴで寝ていると、実は寒いという事実を理解していますか。

エアウィーヴは、電気毛布や湯たんぽを使用する事ができるのか?実際に使用する際の注意事項はないのか?

エアウィーヴの寒さ対策はどれを選ぶのが良いのかなど、これからの時期に大事な寒さ対策について徹底検証します。

エアウィーヴの寒さ対策に電気毛布は使えるのか?

高反発マットレスでも人気のエアウィーヴは、以前は電気毛布も非推奨でしたが、最近は電気毛布の使用が可能との公式見解が発表されています。

しかし元々エアウィーヴは熱に弱い特徴が。

素材の接着方法が熱接着のために50度を超える温度になると、その接着面が剥がれ出してしまう可能性がありますので、電気毛布が可能でも高温は不可。

さらに50度よりも低温で電気毛布を設定していても、電気敷き毛布状態で電気毛布の上に寝てしまうと、熱+体重でエアウィーヴの素材に過度な負担がかかります。

それがエアウィーヴのへたりや寝心地の悪化の原因になってしまうので、電気毛布で温めている際にもその上に座ったり、寝たりすることは控えたほうが良いとおぼえておきましょう。

このあたりのことをあまり理解せずに、冬のエアウィーヴの使い方を間違えてしまうと、あっという間に劣化やへたりを招く原因になりますので、しっかり気をつける必要があります。

そしてその場合は、エアウィーヴの保証対象外になることも考えられますので、十分に注意しましょう。

エアウィーヴの寒さ対策に湯たんぽは使えるのか?

エアウィーヴは電気毛布の使用まではなんとか可能になっていますが、より温度が高まり重さがある湯たんぽの使用については不可となっています。

湯たんぽと同様に、電気アンカも局所的に熱が加わるので、使用は止めたほうが良いでしょう。

特に昭和感丸出しの昔ながらの湯たんぽは重量もありますし、かなりの熱を持っていますので、一気にエアウィーヴの素材が劣化することが考えられます。

局所的に高熱になる寒さ対策を行なってしまうことが、エアウィーヴの素材の劣化を早めますので、少しでも寿命を延ばしたい場合には、この点に注意をして寒さ対策を考える必要があります。

エアウィーヴ ウォームパッドはどうなのか?

airwarm

出典:http://airweave.jp/

電気毛布や湯たんぽを使用して行う冬の寒さ対策を、あまり推奨していないエアウィーヴには、エアウィーヴ ウォームパッドと呼ばれる冬季限定の公式暖房グッズがあります。

これはエアウィーヴの上に直接敷いて使用する薄型のベッドパッドで、高い発熱性・保温性とやさしい肌触りを実現するために、吸湿発熱性に優れたレーヨンを素材に採用。

人体や空気中に含まれる水分を元に、発熱することを念頭に考えられていますので、ヒートテックをイメージすると理解しやすいと思います。

実際にエアウィーヴ ウォームパッドを使用するだけで、布団の中の温度が3度ほど上昇するという実験結果も。

エアウィーヴ ウォームパッドを使用することで、エアウィーヴ自体の劣化を防ぎ、体感温度の上昇による快眠を実現することを目的にしています。

僅か2cmの厚みなので、エアウィーヴの体圧分散性などを損ねることなく、より温かい睡眠環境を実現してくれる商品ですが、冬季限定なので今の時期にしか購入することができません。

2016年は10月中旬頃からの公式サイトでの販売になっていましたので、今年も間もなく公式サイトに登場するでしょう

シングルサイズであれば、アマゾンや楽天などの通販サイトでほぼ通年購入できますが、セミダブルやダブルサイズは公式サイトでの販売時期にならないと購入することが難しい商品。

エアウィーヴ ウォームパッドが必要な方は、早めに公式サイトで購入することをおすすめします。

結局、エアウィーヴの冬の寒さ対策はどうするべきか?

エアウィーヴの寒さ対策は、非常に悩ましい問題ですし、住環境によっても個人差によってもどこまでが良いのか?と悩むところですよね。

少しでも長くエアウィーヴを使用したいのであれば、冬場のエアウィーヴは通気性をあえてカットするところから始めたほうが良いでしょう。

保温性の高いカバーやシーツで、エアウィーヴをくるんでしまうことが第一段階。

その上で、寝る前だけ電気毛布を使用し、パジャマや靴下など身につけるものを工夫、最近は発熱素材を使用したパジャマなども販売されているのでそういったものを使用するのもよいでしょう。

外部から熱を補うというよりは、自分で発熱した熱をどう逃さないようにするのか?その方が大事なことだと思います。

エアウィーヴ愛用者の中には、毛布3枚を使用しても冬のエアウィーヴは寒いという人もいるくらいだと理解しておきましょう。

そこまで暑がりではない人の場合、最初にエアウィーヴを選ばずにウレタン系の高反発マットレスを購入することも検討したほうが良いかもしれません。

耐熱温度が50度で、熱+荷重に弱いのがエアウィーヴの寒さ対策を困難にしている理由。

素材同士の接着面が剥がれてしまうと、それだけでも寝心地や体圧分散性は大きく変わってしまいます。

そうなるとエアウィーヴの保証も受けられなくなりますので、寒さ対策の方法を失敗してエアウィーヴをダメにしてしまわないように注意しましょう。


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効果の分かりにくいものだから、高反発マットレス選びの際にまずは私のレビューが参考になると思います。